別荘地の売却は住宅と比較して難しいといわれていますが、その理由には別荘が傷みやすいことも挙げられます。
ここでは、別荘地が売却できないと相談する前に知っておきたい、建物の劣化の原因と、別荘を手放す際に考えたいことについてご紹介します。
建物の劣化の原因
年に数回しか利用しない別荘は、毎日生活している住宅よりも傷みやすいといわれていますが、その理由をご存じですか?
別荘が劣化する原因は、主に4つあります。
◇換気していない
別荘などの建物が傷む理由は様々ですが、高温多湿な日本では湿気が大きな問題となります。自宅で生活している場合でも、梅雨時期になると家の中がジメジメして、不快に感じることがあるかと思います。別荘も同じようにジメジメしますが、住宅と異なる点は、窓や雨戸が締め切った状態であることです。

窓や雨戸が締め切った状態では、家の中の湿気が外に出ることができずに家の中に溜まり続けるため、カビが発生しやすくなります。湿気とカビが木材を腐食させることで、建物の劣化が進んでしまいます。他にも、湿度が高い状態になると、柱や壁に付着して内装を劣化させるダニや細菌も繁殖しやすくなります。
◇水を流していない
自宅で生活していると、キッチンや洗面所、トイレやお風呂で、毎日必ず水やお湯を使用しますが、利用していない別荘では、水を使用することはありません。水を使用しないと、「封水」と呼ばれる排水管のトラップに溜まった水が蒸発してしまい、下水管から害虫や害獣が侵入してくる可能性があります。また、給排水管も水を使用しない状態が続くと、サビが発生して劣化が進んでしまいます。
◇掃除していない
利用していない別荘は、掃除もしていないのでチリやホコリが溜まった状態になります。溜まったチリやホコリは、ダニなどの害虫が発生しやすくなります。
◇メンテナンスができない
自宅では雨漏りなどの不具合があれば、すぐにメンテナンスを行うことができます。しかし、滅多に利用しない別荘では不具合に気づけないので、不具合を放置したままの状態が続き、建物全体の劣化を招いてしまいます。
別荘を手放す際に考えたいこと
別荘を手放す際には、様々な方法があります。しかし、住宅のようにスムーズに売却するのが難しいことが多いので、気をつけたいポイントを確認しておきましょう。
◇別荘の売却を検討する
まずは、別荘をそのまま売却することを検討しましょう。最近では、リモートワークの普及や古民家ブームなどで、郊外の古い別荘を購入したいという方も増えています。価格によっては購入者が現れる可能性もあるので、まずは別荘の買主を探すことをおすすめします。

◇別荘を解体して更地にしてから売却する
老朽化した別荘などは、別荘を解体して更地にし、別荘地として売却する方法もあります。更地になると、新たに家を建てるなどの用途が広がるので、購入希望者が増える可能性があります。
◇税金や管理費が負担なら早く売却する
別荘の固定資産税や管理費が負担に感じるなら、価格は安くても何らかの方法で処分することをおすすめします。
◇管理やメンテナンスは売却するまで続ける
別荘を少しでも高く売却したいなら、買主が見つかるまでは管理やメンテナンスを続けましょう。築年数が古い別荘でも、手入れが行き届いてしっかりと管理してあれば、リフォームやリノベーションを行うことで利用できる場合があります。どのような利用方法の買主が見つかるかはわからないので、納得のできる価格で売却できるように、しっかりとメンテナンスを行いましょう。
◇別荘の売買に特化した業者に依頼する
一口に不動産会社と言っても、中古住宅の売買を得意とする業者や、マンションやビルの管理に特化した業者など、様々な業者がいます。そのため、別荘を売却する際には、別荘の売買に特化した業者に依頼することがベストな方法です。別荘の売買を得意とする業者であれば、豊富な経験や知識に基づいて、最適なアドバイスを行ってくれます。
別荘地の処分・売買について
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