別荘地を売却することには、たくさんのメリットがありますが、早く売却先を探すためには、事前の準備が必要です。
ここでは、別荘を売却する際に知っておきたい、事前に確認するべきこと、別荘を売却するときの注意点についてご紹介します。
早く売却先を探す前に確認するべきこと
利用しない別荘地をスムーズに売却するためには、事前に確認しておきたいことがたくさんあります。別荘地の売却を検討する際には、2つのポイントを確認しておきましょう。
◇必要書類
別荘地を売却する際には、様々な書類が必要となります。
・別荘地の場所や大きさがわかる書類
別荘地の住所や大きさがわからないと、業者が別荘地の査定を行うことができません。
![放置された門](https://static.wixstatic.com/media/f61e8f_f7ff7ae821fa480d94bf84fb36134444~mv2.jpg/v1/fill/w_77,h_52,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/abnormal-gate.jpg)
別荘地の登記簿謄本や登記事項証明書、間取り図や測量図などを確認しましょう。手もとに書類がない場合は、登記簿謄本は法務局の出張所、登記事項証明書は市区町村の窓口、間取り図や測量図は登記所で取得することができます。
・固定資産税納税通知書
別荘地の土地や建物の固定資産税を確認するためには、毎年1月1日時点での別荘地の所有者に届く、固定資産税納税通知書が必要です。固定資産税納税通知書が手もとにない場合は、固定資産税評価証明書を市区町村の窓口で取得することができます。
・別荘地の管理規約
別荘地でのゴミ出しのルールや、建物の制限などが記載された、管理規約が必要です。他に、毎月の管理費などの支出がわかる書類も用意しておきましょう。
・購入時のパンフレット
別荘地が売り出された当時のセールスポイントや、別荘地全体の様子が把握できる購入時のパンフレットやカタログがあれば、ぜひ揃えておくことをおすすめします。
◇現状がわかる資料
・土地の現状
別荘地の土地が平地や傾斜地かどうかや、樹木や塀の有無など、土地の現状がわかる資料も必要です。
・ライフラインの状態
電気やガス、下水道管などのライフラインの状態がわかる資料も用意しておきましょう。
・建物の現状
リフォームや増築・改築の情報や、住宅設備の不具合の有無など、建物がそのまま利用できるかどうかを知るためには、建物の現状がわかる資料が必要となります。
・現地や周辺の写真
別荘地の土地や建物、管理棟や近隣の施設などは、写真があればより現状を把握しやすいので、現地や周辺の写真を用意しておくことをおすすめします。
別荘を売却するときの注意点
別荘の売却と住宅の売却では、異なる点がいくつかあります。そのため、別荘の売却を検討する段階で、別荘を売却するときの注意点を確認することが欠かせません。
◇売却までに時間がかかることが多い
別荘は住宅とは違って場所や建物が流行に左右されやすいので、売り出してもなかなか買主が見つからないことがよくあります。
そのため、一般的な不動産会社では買主を見つけることが難しいので、早く売却するためには、別荘を専門に扱う業者に処分を依頼することをおすすめします。
![売却の注意点](https://static.wixstatic.com/media/f61e8f_c1882305a4db434c9822587c1b00d6f4~mv2.jpg/v1/fill/w_77,h_52,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/precautions-for-sale.jpg)
◇譲渡所得税がかかる場合がある
別荘を売却して得た利益には、譲渡所得税がかかります。マイホームなどの住宅であれば3,000万円の特別控除が適用されるため、売却して得た利益が3,000万円以内であれば、譲渡所得税がかかりません。しかし、別荘の場合は特別控除が適用されないため、売却して得た利益の2~4割も税金で支払わなくてはなりません。
例えば、3,000万円で購入したものが、4,000万円で売却できた場合、利益は1,000万円となるため、住宅では譲渡所得税がかかりませんが、別荘では譲渡所得税がかかってしまいます。別荘を売却して利益が見込まれる場合は、事前に譲渡所得税がいくらかかるのかを、確認しておくことをおすすめします。
◇損益通算ができない
長期保有していた築年数の古い別荘などを売却した際には、売却によって損失が生じることがほとんどです。通常の不動産の売買で生じた損失分は、他の所得と合わせて所得税を算出する「損益通算」が可能なため、不動産売買での損失分を控除して税金を減らすことができます。しかし、損益通算はマイホームなどの生活に必要なものに限られるため、贅沢品である別荘ではできません。
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